中野ジェームズ修一(なかの・じぇーむず・しゅういち)
PTI認定プロフェッショナルフィジカルトレーナー
スポーツモチベーションCLUB100最高技術責任者
米国スポーツ医学会認定 運動生理学士(ACSM/EP-C)
フィジカルを強化することで競技力向上や怪我予防、ロコモティブシンドローム・生活習慣病対策などを実現する「フィジカルトレーナー」の第一人者。「理論的かつ結果を出すトレーナー」として、卓球の福原愛選手やバドミントンの藤井瑞希選手など、多くのアスリートから絶大な支持を得ている。
2008年の伊達公子選手現役復帰にも貢献した。
2014年からは、青山学院大学駅伝チームのフィジカル強化指導も担当。著書は『医師に「運動しなさい」と言われたら最初に読む本』(日経BP社)、『世界一伸びるストレッチ』(サンマーク出版)、『青トレ』シリーズ(徳間書店)など、ベストセラー多数。
100トレとは
あなたは100年時代をどう生きますか?
現在の日本は、4人に1人が65歳以上という超高齢社会です。男性の平均寿命は81歳、女性は87歳で、人生100年時代はもはや絵空事ではありません。その一方で、いわゆる「自立した状態」を示す健康寿命は男性が72歳、女性は74歳です。つまり男性は平均約9年、女性は平均約13年、何かしらの介護が必要あるいは寝たきりの状態になることを示しています。何も対策を取らなければ、状況がさらに進行していくことは明白です。このような状況を打破すべく、生活のなかでもっとも重要とされる「脚」「口」「骨盤」3つの分野のスペシャリストが集結して誕生したのが、100年時代の戦略的エクササイズプログラム「100トレ」です。
健康な人はより健康に、不安のある人はその解消に、「100トレ」は年を重ねることが怖くない、明るく活気に満ちた社会づくりを実現します。
100トレ体操とは
人生100年時代を、
人が人らしく自立して生活していく鍵は、
自分の脚で「歩く」
美味しく「食べる」
快適に「出す」
という3つの要素にあります。
実際の介護現場でも、「移動」「食事」「排泄」が、どの程度自分でできるのかが、介護の基準となっています。つまり、この3つは人が生きていくために最低限必要な力なのです。何もしないと加齢とともに衰え、生活の質まで低下していきますが、意識してトレーニングすると力を維持することが可能な要素でもあります。
この力を維持するために、歩く力を養う「脚トレ」、食べる力を養う「口トレ」出す力を養う「骨盤トレ」から構成された「100トレ」の基本プログラム、それが「100トレ体操」です。
健康の増進、状態の改善にとても有効で簡単な健康体操です。ぜひ、ご自身の生活に取り入れて、その効果を実感してみてください!
3つの運動